一歩ずつ、一歩ずつ

中途失明しても問題なく生きていくための準備をつづっています。

生活費と生活の見直し

どんな病気でもそうであるように、緑内障も医療をたくさん受けようとすればお金がかかる。今のところは、月に1回の通院代(2000円くらい)と目薬(1000円くらい)なので、そこまで大きな出費ではないけれど、セカンドオピニオンとか、漢方とか、取…

日に日に見えづらくなる

日に日に見えづらくなるなるのがけっこうはっきりわかる。両目とも、視野欠損が中心視野に差し掛かっている。左目だけで新聞を読むのが厳しくなり始めている。先日受診したら、左目だけでなく右目の視野も欠損が進んでいた。 昨日の夜は、夜中に目が覚めてし…

【新聞記事を読んで】アクセシビリティー、イノベーション

日曜日の毎日新聞のトップは、語り手が日本科学未来館の館長・浅川智恵子さん、聞き手が池上彰さんの対談だった。浅川さんは、全盲の研究者だ。 個人的に響いたことを3つまとめる。 ①アクセシビリティー技術がイノベーションを生み出す 電話は聴覚障害者の…

目の見えない人は世界をどう見ているのか 前編

本のタイトルそのままのことを思って読み始めた本『目の前ない人は世界をどう見ているのか』。著者の伊藤亜紗さんが、目の見えない人たちの話や、様々な知見を読みやすくまとめてくださっています。 5章から成るうちの、現在は2章まで読み終わったところ。…

【動画鑑賞】"障害"とは?

今回は視覚障害ではなく、障害全般の話です。 昨日の記事「【ラジオ鑑賞】又吉直樹、目の見えない白鳥さんと写真美術館に行ってみた」を書きながら、「障害とは?」と考えていたところに、ちょうどでてきた動画があった。 動画は、現在は画家として活動する…

【ラジオ鑑賞】又吉直樹、目の見えない白鳥さんと写真美術館に行ってみた

NHKラジオ第1放送をつけたら、視覚障害者と美術鑑賞をするという番組をやっていた。 番組の内容は、ピース又吉さんや作家の川村有緒さん、展覧会を企画した学芸員さんが、全盲の白鳥さんと写真美術館の展覧会を見に行くというもの。 見える人たちが一生懸命…

【お出かけ】点字図書館

点字図書館へ行ってみた。点字図書館は、文字通り点字の本を借りられる図書館でもあり、視覚障害者の自立訓練や、道具の販売や、その情報を得られる場所でもある。 行ってみたけれど、コロナ対応で利用には予約が必要とのことで、ただ事情を話して職員さんの…

眼科検診

だいたい1〜2ヶ月に1回行っている目医者さん。 先々月から目薬での治療を始めたので、先月は目の様子の確認し、今月は視野検査をしていただいた。 視野検査は4ヶ月ぶりなのだけれど、どうやら視野がさらに欠けている様子。 先生に「いつまで見えるでしょ…

最初に

中途失明しそうなので、その記録を取ります。 もし何も準備せずに失明したら生活に色々と不便が出てしまうので、そうならないように今から少しずつ用意をしていきます。 同じように失明する人の参考になれば良いなと思っています。